富士フイルムから「X-T100」という新モデルが発表されました
まさか昨日にX-T10の記事を加筆修正してアップした直後にこういうモデルが発表されるとは思っていませんでした。。せっかくのタイミングですのでスペックからどういう機種なのかを予想して見たいと思います。
仕様
X-T100の仕様を見てみましょう。
比較として「X-A5」と「X-T20」を並べてみました(本当は自分の持っているX-T10がいいですけど・・・(笑))
機種名 | FUJIFILM X-T100 | FUJIFILM X-A5 | FUJIFILM X-T20 |
ボディキットの価格 (価格.com参考値) |
¥85,050 | ¥57,800 | ¥109,053 |
有効画素数 | 2424 万画素 | 2424 万画素 | 2430 万画素 |
センサー | APS-C 23.5mm×15.7mm CMOS |
APS-C 23.5mm×15.7mm CMOS |
X-Trans CMOS III |
ISO感度 | 標準:ISO200~12800 拡張:ISO100、25600、51200 |
標準:ISO200~12800 拡張:ISO100、25600、51200 |
標準:ISO200~12800 拡張:ISO100、25600、51200 |
連写撮影/秒 | 6 コマ | 6 コマ | 14 コマ |
シャッタースピード | 1/32000~30 秒 | 1/32000~30 秒 | 1/32000~30 秒 |
モニター | タッチパネル付き3軸チルト式 | タッチパネル付き180° スライドチルト式 | タッチパネル付きチルト式 |
ファインダー | 有機EL電子ビューファインダー 236万ドット・0.62倍 |
ー | 有機EL電子ビューファインダー 236万ドット・0.62倍 |
4K動画撮影 | ○ | ○ | ○ |
Wi-Fi | ○ | ○ | ○ |
Bluetooth | ○ | ○ | ー |
サイズ | 121x83x47.4 mm | 116.9×66.7×40.4 mm | 118.4×82.8×41.4 mm |
重量 | 399 g | 311 g | 333 g |
X-T100はどのような人にオススメか
結論から申しますと「普段の写真をスマホ写真からアップグレードさせたい初心者」だと考えます。
スペックからみてもX-Tシリーズのエントリー機種であることがわかりますね。
また同時にX-Aシリーズのユーザ層を狙ってバランスを取っていますね。
例えば、価格・センサー・チルト式モニターなどでAシリーズに寄せていることがわかります。ちょうどこれくらいの機種が欲しい方は意外と多いのではないかと思います。
素敵な写真が撮りたいけど、立派な機種は高いし自撮りとかできないよね。
こう考えていた人、まさにこの機種が良いのではないでしょうか?
センサーはX-Transという変わったものを使っていませんが、「FUJIらしさ」この機種でも健在だと思います。
自撮りもしたいけど、ファインダー使ってかっこよく写真撮りたい。
こんな人もいますよね、ファインダーをのぞいて撮るのはカメラの楽しみの一つだと思います(EVFですけど)
本体はどんなかんじ?
カラーバリエーションはこちらの3パターンです。
既存の機種よりも渋めな仕上げでしょうか?シルバーも昔ながらのシルバーではなくモダンな雰囲気を感じます。その一方でシャンパンゴールドが良い雰囲気ですね。
軍艦部はやはり気になってしまうので画像を拝借してきました。見てわかる通りシンプル寄りの操作系ですね。こういう点から初心者さんが使っても安心だと思います。X-T20の軍艦部とか、初めての人見たら意味不明ですからね(笑)
始めよう、カメラ。
もしミラーレスを検討していてこのページを見てくださった方には、X-T100オススメです。入門の段階でFUJIの門を叩くということは沼に入るということなのですが(笑)
写真としてのクオリティも期待ができる 、SNSでのニーズに答えた自撮り対応モニタがある、FUJIFILMである(笑)
エントリー機はあまり魅力的じゃないと思っていた富士だったのですがこれはとても魅力的に感じました。
(おまけ)自分だったら買ったか
私はX-T100は選択肢なかったと思います。その理由としては自撮りに縁がないこと(笑)です。
実際のところは一眼レフでの経験があるからです。追加のサブ機として考えるとあえて初心者向けの機種は選ばないかな・・・ということです。